Archive for 6月, 2010
小道具
今日は、朝から高尾山に行って来た。
どうしても必要な小道具があって、
都内のいろんなお店を回っていたのだが、
見つからない。
困っていたら、お店のおじさんが
「高尾山にならあるかもしれないよ」
と、教えてくれたから。
リハーサルの前にえっちらおっちら山に行く。
で、ありました〜〜〜!!!!
大切な小道具がありましたぁ!
何をゲットしたかは、劇を観ての
お楽しみです。
いそいそと小道具を抱えて山をおりて、リハーサルスタジオに
行きますと、
お母様達が一生懸命、当時の
もんぺ、カバン、帽子、防空頭巾を
工夫して作って下さっているのの、
相談を受ける。
「こんなふうに縫ってるんです….」
「カバンの色はやっぱり脱色して….」
「半纏がなかなか見つからなくて….」
ああ、なんとありがたいのだろう….
愛情こもった衣装をつけて、みんなどんなふうに
舞台にしっかりと立つんだろう。。。
今日は2時間半びっちり立ち稽古。かなり緊張したよね!
でも、本当にみんな着実に前に進んでいるよ。
ありがとう!
おにぎりだ〜〜〜!
え!玄米のは玄米食の私のため?
もう、感謝感謝(涙
キャラクタライゼイション
ある朝、おもわず声をあげた。
unseen出演の子役の子がばっさりと髪を切った写真を
その子のお母様のblogで見たからだ。
今回、子役さんは東都生協の会員の方より公募した。
集まってくれた子ども達は全員女の子。
脚本では学童疎開児童を描く故、当然男の子も出てくる。
彼女の役名はまさお。
腰まであった髪の毛をばっさり切ったのだ。
もちろん、役作りのためだけではないかもしれないし、他の男役の子にも髪を切ってとは毛頭思っていない。
ただ、女の子が腰までの髪の毛を切るのはそれなりに
覚悟がいっただろうな…..
私は恥ずかしそうにショートカットで写っている彼女を見つめ、思う事があった。
アメリカの女優であり、有名な演劇指導者であるステラ アドラーは、
そのドキュメンタリーのDVDでキャラクタライゼイションについてこう語っている。
自分が7歳の子役時代に、すでに名優であった父親ジェイコブ アドラーに
「図書館に行きなさい。そしてその役の衣装や小道具を調べて来なさい」と指導される。
キャラクターになるためのそいうった地道なリサーチはアクターのresponsibility ( 責任)であるということをそのときに自覚したというのだ。
演劇ははっきり言って嘘の世界。その嘘の世界に真実が降ってくるから人々は感動する。
地道な積み重ねでしか、そこには到達しない。
宝塚でもスターさんはそれはそれは地道な努力をしていた。マリーアントワネットのわっかのドレスはその足元は客席から見える事はないけれど、「ねえ、みてみて、こんな靴みつけたのよ!」と嬉しそうにトップ娘役さんはそのドレスを持ち上げて、ピンクの上品なフランスを匂わせる靴を見せて下さった。
unseenの子ども達が将来女優さんになってもならなくても、
こういった小さな積み重ねが大きな奇跡につながるということが、みんなで体験出来たらと思う。
やってみたいなって気持ちのみで
集まってくれた子ども達に
演劇の原点をみる思いがする。



