unseen blog

おもちゃ

without comments

先日、トイ ストーリー3を観に行った。

この映画は考えてみると、子ども達と一緒にpart1,2と観て来たのだから、

映画で時間を考えられる。

おもちゃの持ち主、アンディ君はもうカレッジに行くのだ。

うちも、もはや3人で一緒に観る事はかなわず、11才のタカと観る。

不覚にも泣いてしまった….

たとえもう不要の存在となっても、

「僕たちはいつまでアンディの傍にいるんだ。ずっと」というおもちゃ達のセリフ。

実は、私は以前に、unseenという題で短い作品を書いたことがあって、

結局は上演することはなかったのだけど、でも、テーマ、unseen みえないものへの原点。

それは、うちの子たちのおもちゃを私が地域のチャリティに半ば半強制的に出してしまったときのこと。

確かに、狭いうちはおもちゃで溢れ、整理しなくちゃならなかったのだけど、

ああ、私は彼らに「おもちゃを出しなさい!!!!」と言ってしまったのだ。

しばらくして、「ねえ、みてみて!」と私を呼びに来た。

彼らの部屋に入ると

嬉々としてクローゼットを開けるのだ。

「この空間が欲しかったんだよ!」

ない!おもちゃが一個も無くなっている。

あるのは、空っぽの空間だけ。

彼らは全部のおもちゃを出してしまったのだ。

まさか、こんなふうにするとは思わず、私のほうが愚かにもおろおろしてしまい、

「本当にいいの?本当にいいの?」と聞き返す始末。

「いいんだよ」と、彼らはこのなにもない目に見えない空間で遊び出した。

今でも、あんなふうに思い出のおもちゃとさよならして(させて)よかったのか、

時々思う。

トイストーリーのおもちゃ達のように、彼らもトシとタカをずっと一緒に見守りたかったのではないかしら….

ぐちゃぐちゃではあっても、トシもタカもあのおもちゃたちと一緒にいたかったのではなかったのかしら…

そうは言っても、時は流れて、そう、映画のアンディ君はカレッジに行く。

その時思わず書いた小作品は形を変えて子ども達が演じてくれた。

私も覚えている。大好きだったお人形さんごっこ。結局もう捨てなさいと言われて、

泣く泣く捨てたあの瞬間。ストーリーを考えて、お洋服も自分で作って、可愛がったお人形さん。

結果、今やっていることも、その延長のような気がして、苦笑する。

………..

この夏の終わりに、unseen〜あんしぃん〜の仲間達で、河原でBBQをやる事になっている。

大人も子どもも河原で一緒にご飯つくって食べるのを、私はとても楽しみにしている。

Written by noriko

8月 14th, 2010 at 11:45 pm

Posted in 未分類