noriko‘s acting &voice class exhibition 2011 お知らせです!
*子供劇グループunseen “the frog prince” by デイビッド・マメット
5/5 (木) いっかいめ13:30 にかいめ16:00
内藤柚菜 東笹乃波 木津知衣菜 関口紗也乃 中山美齢
*ステラ・アドラー戯曲解釈&基本テクニッククラス
5/6(fri.)18:40open 19:00start
scene:アグネス オブ ゴッド by ジョン・ペルメール
湯本はるな 栗林祥子
one act 7日遅れのバレンタイン by 伊藤文雄
磯沼良 名取英美子
one act 喜びという名の孤独な衝動 by ジョン P シャンンリィ
池側生也 関口晃弘
one act オーディション by ニール・サイモン
志津早織 磯沼良
* リンクレイターヴォイス基本クラス
5/8(sun.)17:40open 18:00start
池側生也 影澤龍治 斎藤草平 庄野毅 徳山ひかり
* ステラ・アドラーシーンスタディクラス
5/9(月)5/10(火)18:40open19:00start
the frog prince by デイビッド・マメット
asaka 九良賀野喜一 土居由希子 登坂倫子 / 秋葉よりえ(演出補)
tomoca(オーボエ) 津村和彦(ギター)
入場は無料です。こちら、9日に行われたリーディングポエトリーナイトチャリティーヴァージョンに引き続き、会場で
義援金を募らせて頂いております。
*9、10日は私も魔女(ウイッチ)役で出演します。
また同時に演劇、ヴォイス、舞踏、アレクサンダーテクニークのワークショップを開催しております。
こちらもよろしくお願い致します。
新緑の5月に新宿の画廊でお目にかかれるのを楽しみにしております!
noriko
リーディングポトリーナイトチャリティーヴァージョン 届いたよ!
まるで新品のよう!ママ仲間が革専用のクリームでぴっかぴかに
磨いてくれました。
おかげさまで大成功に終わったリーディングポエトリーナイトチャリティーヴァージョン。
その後の経過を報告します。
これら集まったランドセル、文具、楽器をまずは宅急便でいわき市のドニー坂本さんに送ります。
一番大きい箱でランドセル6個、入ることがわかりました。
ドニーさんは、今地元の新聞社と協力して物資を必要なところに届くように工夫されているそうです。
私もやってみてわかってきたことが沢山あります。はやり現地のニーズに合わせてゆくことが大切なのですね….
丁度第一便が届いたとドニーさんから連絡を頂いたとき、いわき市では連日の震度6の余震で広域断水。ウエットティッシュが急募とのことでした。
ので、次の日はウエットティッシュを送ります。丁度発送するときに、読み聴かせの仲間のママがうちに
寄ってくださって、その事をきいて、彼女もすぐに行動に移してくれました。「わかった!私もウエットティッシュ送るよ!」
残った物資を車でピックアップにきてくれたヒロミ君。TSUNAMI PROJECTのメンバー。彼が被災地に行ったときの話を伺いました。こういうのって実際の話だから、とても参考になりました。
で、残りのランドセルと物資を車に軽々積んで、出発。一行は今日の昼に東京を出発した訳です。
余震続くし、とにかく気をつけて…..
そして、私はステラ・アドラークラスを終えてうちに帰ると、ドニーさんから嬉しいツイートが!!!
みんながいわきに無事に着いて物資を届けてくださった様子が写真で!
その文面に、「届けてくださった皆様の顔が美しかった」とあって、ちょっと泣けました。
その過程に関わってくださったすべてのみなさま、本当にありがとうございます。
とはいえ、これでおしまいではなくて、継続してゆきたいですね。
TSUNAMI PrOJECTの一行は、福島県いわき市から宮城県、岩手県とまわるそう。
う〜、道中守られますように!
ステラ アドラー演劇, ヴォイスワーク,舞踏,アレクサンダーテクニークのワークショップのお知らせです。
あの震災から一ヶ月
2011年の春は咲く花を見るだけで胸が一杯になります。
未曾有の震災、そして放射能への不安。亡くなった方、被災者の方を思う気持ちは
皆さんもつきる事ないと思います。
私たちは今ここにいられる事に感謝して、よい気、エネルギーを回す事がしいては、復興に繋がってゆくと決心し、今回5月のワークショップを開催することに致しました。今こそ、心と身体を一致させ深呼吸して自分の声を聴く時です。
素晴しいゲスト講師の方にも来て頂いての企画です。ぜひご参加下さい。
2011年 5月 ワークショップのお知らせ
場所:新宿眼科画廊
〒160-0022東京都新宿区新宿5-18-11
5/7(土)
時間:10:00~13:00
講師:登坂倫子
時間:15:00~18:00
講師:登坂倫子
5/8(日)
*舞踏ワークショップ
時間:10:00~13:00
講師 : 加賀谷早苗
舞踏家「友惠しづねと白桃房」。日本舞踊若柳流師範。メディ アアーティスト。アート・マネージャー。東京芸術大学美術学部卒業。
日本人のからだをテーマにからだの表現による舞台アート、インターネット等を介したメディアアート活動を展開。音楽家、美術家、オペラ、伝統芸能、役者など他種ジャンルのアーティスト達とのコラボレーション公演も多い。
http://www.tomoe.com
5/10(火)
時間:10:00~13:00
講師:サヒ
アレクサンダーテクニーク講師 設計士 テルミー療術師。自己表現への渇望から演劇を志し、劇団四季に入る。その後竹内敏晴氏に学ぶ。30年前インドの神秘家OSHOと会い、内なる探求の道を歩む。10年前アレクサンダーテクニークと出会って、教師となる。
5/11(水)
時間:10:00~13:00
講師:登坂倫子
時間:15:00~18:00
講師:登坂倫子
* 受講料は各1クラス6,000円 です。
*2クラス受講される方は割引で10,000円 3クラス受講される方は割引で15,000円となります。
尚、みなさまから頂いた受講料の一部は東関東大震災の被災地への直接の支援
と、その継続をめざすTUNAMI PUROJECTとの提携として寄付させて頂きます。
お申し込みはHPメーリングフォームよりお願い致します。
http://www.noriko-red.com/noriko/jp/home/news.html
沢山の方との出会いを楽しみにしております!
noriko
リーディングポエトリーナイトチャリティーヴァージョン ありがとう!
みなさん!ありがとうございます。
4月9日宇奈根地区会館にてリーディングポエトリーナイト チャリティーヴァージョン、無事終了致しました!
詩、音楽、歌、朗読、少林寺拳法、瞑想、お菓子、笑顔、ワイン…みんなの思いが響きあって素敵な素敵な夜となりました。
ランドセルや物資を集めてくだった地域のママ仲間もありがとう〜
当日いらっしゃる事の出来なかった方からも、温かなメールや、差し入れも頂きました。ありがとうございます。
子ども達の手づくりの募金箱も素敵でしょう?
どちらも手描きのやさしいメッセージがついてます。
仲間達の様子…..
身を犠牲にして友達を守る狐のお話。今も原発で作業して下さっている方のことを思いつつ…
やっぱり音楽っていい!心に沁みるサウンド
みんな打ち解けて…
すごい 気合い!少林寺拳法の深い意味も話して頂きました。今の我々のあり方を説いてくださったよう
小さな女優さんたちの即興劇!
ワイン飲んで聞き入ります。
オリジナルの歌、ありがとう!
本格的オペラ!
期せずして、アクターは生むことをテーマにした詩を朗読してくれました。
* * *
9日に集まった義援金はおかげさまで、¥64,178円となりました。
ありがとうございました。
まず、みなさまからのランドセルと文具をいわき市
のプリンセス アイのドニー坂本さんに送る輸送費用に使わせて頂きます。
ドニーさんが直接現地の避難所や、小学校に物資を届けて下さいます。今もご自身のスタジオを子ども達に無料開放していらっしゃいます。
金額の残りはTUNAMI PROJECTのほうに寄付させて頂くのと、継続を目指した活動に繋げるための運用に使わせて頂きます。こちらは4月15日に車で直接物資を運ぶそうです。よろしくお願い致します。
桜が咲いている東京で、こうやって仲間とよい時を持てたことに感謝です。
桜前線が北上していくのと一緒にどうぞ、どうぞ、東北にもよい気が巡っていきますように。
みんな、ありがとう〜〜〜〜〜
リーディングポエトリーナイトチャリティーヴァージョン、こちらと連携。詳細です!
沢山の人が真摯に祈る姿…..
心の声が鎮守の森にこだまするようでした……
* * *
4月9日リーディングポエトリーナイトチャリティーヴァージョンの追加事項です。
義援金はこちらとコラボすることになりました!
演劇仲間の秋葉よりえさんが立ち上げたTUNAMI PROJECT
です。被災地に必要なものを直接もっていくプロジェクト。
集まったお金は輸送費用にも役立ちます。ご一読下さいね。
当日の道順ですが、これが心配。
なんせ、通称東京のチベット宇奈根なので、
ここで、遠距離で来て下さる方のためにわかりやすいバス停からの道順を書いておきます~。
宇奈根地区会館
小田急線成城学園前からいらっしゃる方は、
二子玉川行きのバスに乗って下さい。
田園都市線二子玉川からいらっしゃる方は成城学園前行き、もしくは
調布駅南口行きにのります。
降りるバス停は「鎌田」です。
降りましたら、天神森橋の交差点を不二屋と反対のほうに渡ります。
天神森橋を渡り、右に曲がります。
川を右手、ファミリーマートを左手にして道を50mくらい歩きます。
と、右手に野川という看板があるところで、道は二股に別れますので、
左手の広い道のほうを行きます。(右手の道は川に沿っています)
ちょっと歩くと左手の電信柱に『宇奈根一丁目23と書いてあります。
で、どんどん道を歩きます。しばらく行くと右手にリカー&フーズ山という
お店があります
で、どんどん歩いてゆきますと、左手に24時間パーキングもあります。
で、まだまだ歩きますと、宇奈根地区会前というこのあたりでは唯一の
信号があります。
そこの左が宇奈根地区会館です~
会場は3階の第2会議室です。6時スタートです。
よろしくお願い致します~!
……
今、私たち親子がお世話になった中学校や小学校のママたちが
動いてくれて、いらなくなったランドセルも集めています。
こんなふうに動き出すと必要な事や人って自然に与えられるのですね…
読み聞かせヴォランティアの仲間、ビオトープ作りの仲間、
いつも保護者会で顔を合わせる仲間、地域の繋がりにも感謝です。
上手く支援が継続して、届くことを願います。
* 砧南小学校、中学校および、近隣の地域のご協力頂いている保護者のみなさま、今回私たちが地域で集めるものは
まずはランドセルを集めてみます。4月15日の便でまた現地の様子がわかると思いますので、継続めざし、次へと
繋げて参りたいと思います。ご協力に感謝です!
* * *
よいエネルギーが巡りますように!ありがとう。
love
noriko
リーディングポエトリーナイト チャリティーヴァージョンのお知らせ
今年のクリスマスローズ、パープルのがよく咲いています。
……
震災から2週間以上が過ぎ、日常を取り戻してゆくことが始まっています。
ようやく今出来る事をやろうとエンジンがかかりました。
ので、
リーディングポエトリーナイト チャリティーヴァージョンのお知らせです!
4月9日 土曜日 pm6時開場〜10時まで
場所:宇奈根地区会館(ちょっとローカルなんだけど、)
世田谷区宇奈根2-33-20
バス宇奈根地区会館下車(玉05 二子玉川駅~二子玉川循環・狛12 狛江駅南口~宇奈根)
バス下宿下車6分 (玉07 二子玉川駅~成城学園前駅・玉08 二子玉川駅~調布駅南口)
内容:いつものリーディングポエトリーナイトと変わりません。
お好きな詩やモノローグ、音楽、なんでも持って来て下さい。読んでもいいし、暗唱してくださってもok.
プラス、始まりの30分norikoのリンクレターヴォイスウォーミングアップ
そして、アレクサンダーテクニーク講師のサヒに瞑想をしてもらいます。(これ、私もすごく楽しみ!)
そのあとは参加者の方の時間です。会場にはピアノもあります。
今回は東北関東大震災の義援金を募ります。金額は任意。これを機会にぜひ足をお運び下さい。
途中参加でもOK. 見学オンリーも歓迎です。お友達にもお声かけ下さい。
ちょっとした飲み物とおつまみもあります。
よろしかったらいらして下さいね。
…….
今週からクラスを再開して思う事はやっぱりこうやって目を見ながら語り、そして聞き合うことの大切さ。
極度の緊張でガチガチになっていた心と身体をほぐして、いつも通りのクラスが出来る幸せ。
帰りに通る渋谷は明かりが少なくて暗いけど、心は暖かいです。
カリール ジブランその4 教えることについて
たかも無事に卒業式を終えました!
式典は1分間の黙祷でスタート。少年達は巣立ちます!
….
今日、子供劇リハーサル再開。
震災から2週間。小さな女優さんたちも、お母様たちも、アクターも、
一緒に丸く座って、いつもチェックインをして、ヴォイスワークを始めて
呼吸と身体と思考を静かに一致させていく。
さあ、そのあとはぐいぐいリハーサル!
いやあ〜出てくるわ、出てくるわ
みんなのエナジー、ヴォイス、笑顔!!!
…..
告白すると、この2週間、まったく集中出来なくて、私自身が
心と身体を一致させることがどんなに難しいか、痛感。
イッタイナニヲマナンデキタンダロウ…..
・
なので、こうやって再びまたお勉強させてもらいます。みなさん、よろしくおねがいします。
ステラ・アドラーは、アクターにこう言ったの。
「一生涯、人間学の生徒であれ」って。
・
明日はヴォイスクラスも再開。なので、ジブランはここで一段落とします。
最期に綴りたいのは、『教えることについて」
これからも演じ、そして教えることを続けさせてもらえるなら、
こんなふうでありたいです。
カリール ジブランP73 「教えてることについて」
するとひとりの教師が言った。お話ください。『教えること」について。
アルムスタファは言った。
あなたに誰かが何かを示しても、それは所詮、すでにあなた自身の「知」の夜明けに、
目覚めをもってまどろんでいたもの。
神殿の影で弟子にかこまれて逍遥する教師は、自分の英知を与えるのではない。
与えるのはただ、かれの信念と慈愛だけ。
もしかれがまことの賢者ならば、あなたがたをかれの英知の住み処には招き入れず、
あなたがた自身の精神の門口にこそ導きます。
天文学者は、自分が空間というものをどう理解しているかをあなたに語りもしましょう。
しかしその理解を与えることは出来ないのです。
音楽家は、宇宙にみなぎるリズムをあなたに歌って聞かせもしましょう。
しかし、リズムをとらえる自分の耳と、リズムをこだまさせる自分の声を
あなたには与えられません。
また数の学に通じている者は、度量衡の世界について語れはしても、あなたをそこに導けはしません。
ひとりのひとの透察というものは、その翼を他のひとに貸せはしないのです。
あなたがたのひとりひとりは、神の「知」のなかに独りで立たされてている。
同じように、ひとりひとりが、神について「知ること」、大地を『理解すること」においては、
孤独でなければならないのです。
….
カリール ジブランその3、そして風力発電
去年の舞台unseen本番一週間前の日曜日に
虹色の雲を見た。彩雲。良い事の兆し。
今だからもういちどここで皆さんとシェア。
自然の猛威に圧倒されたけど、自然はこんな美しいものも創るんだもの….
畏怖を覚えて、我々人間が作ってきたものを考えたいです。
…….
気仙沼中学校の卒業式が放送されていた。一緒に卒業するはずの友達を失い、行方不明のままの友もいる…避難所の体育館で答辞をよむ少年。その声は「天をうらまず」と。
強い言葉だな。15歳でこんなこと言えるなんて….
代表で読んでいる男の子を見ながら、思い出した私の高校の同級生がいる。
彼は成績優秀で、性格も穏やかで、ちっとも嫌みのないその雰囲気でテニスをする姿を私たち女子は山本くんの皇室テニスなんて呼んでいた。彼は現役で東大ストレート、そのあと外資系の企業に就職というわけだが、今なにをしているかというとその会社を辞めて、単身でアメリカに渡り、洋上風力発電の会社を立ち上げて頑張っている。
「風力発電、なんでそれに興味を持ったの?」20数年ぶりの再会で私は昨年山本くんにきいた。答えはシンプル。「小学生のとき、自然の力でエネルギーが出来るってすごいって思ったんだよ。」
風がエネルギーを作る。
彼は天から授かった優秀なその頭脳をそいいう事に使ってるんだ。
世間はまだまだ風力発電には前向きじゃないから、実情は大変で今貯金を切り崩しつつ、助成金をもらうためアメリカ中を駆け回っている。
禎子さんの劇を上演すると必ずこの話題がどこかででる。原子力発電について。『風力発電はどうなんですか?」というと、大抵の人があれは無理と答えを返す。私もなにもわかっていなかった。原発については浅い知識しかなかった。だからなにも言えなかった。
今日、たかが卒業文集を持って来た。小学6年生たちの将来の夢が書いてある。
それぞれの12才たちの夢。私が大ファンの校長先生は送る言葉に
日本のロケット技術者の言葉を添えていらした。成功への難しい過程の中で、「NOと言わないでやってきた者だけがロケットを成功に導ける」何か大きなことを成功させる、または人間として大きく成長するのは、意外と、NOと言わずにとにかく体験するこの積み重ねにあることと。
山本くんによると、原発のある沖10キロもいけばもったいないくらいのいい風が吹いているのだそうだ。
……
カリール ジブランP40
そこで、ひとりの女が言った。お話ください。喜びと悲しみについて。アルムスタファは答えて言った。
あなたの喜びは悲しみの素顔。
笑いの込みあげてくる井戸は、しばしば涙で溢れています。
そういうことなのです。
悲しみがあなたの存在をえぐれば、えぐられたところにそれだけ喜びをたくわえることが出来ます。
あなたが葡萄酒を受ける杯は、まさに陶工のかまどで焼かれたあの杯ではありませんか。
あなたの心を慰める楽器、リュートは、もとは小刀でくり抜かれたあの木ではありませんか。
嬉しいときには、自分の心の奥をのぞきこんでごらんなさい。すると見つけるにちがいありません。かつては悲しみの原因になっていたものが、今は喜びの原因になっているのを。
悲しくて仕方のないときも、心の奥をのぞき混んでごらんなさい。すると気づくにちがいありません。かつては喜びであったことのために今は泣いてるのだ、と。
・
あなたがたの誰かがいいます。「喜びは悲しみに勝る」と。すると或るひとが言います。「いや、悲しみの方こそ」と。
しかし私は言います。喜びも悲しみも分けることは出来ません。
両方とも連れそって来て、一方があなたと食卓についているとき、忘れてはなりません。もう一方はあなたの床に眠って待っているいるのです。
・
まことにあなたは秤のようです。悲しみと喜びのあいだに懸かっていて、空のときだけ静止し、平衡をたもちます。
宝の持ち主が、自分の金と銀を量ろうとあなたを持ち上げとき、あなたの喜びと悲しみも上がり下りせざるを得ないのです。
……
子供劇のリハーサル再開を決めた。ステラクラスもヴォイスクラスももういちど始める。私は、演劇という風でどういう流れを創ってゆけるだろうか。
カリール ジブランその2
トシ、卒業です!みなさんのおかげで、ここまで成長させて頂きました。
ありがとうございます!
・
震災から9日が過ぎて、その間福島の原発の様子に一喜一憂する日々。
被災地の大変な様子をみつつ、思う。当たり前のことだけど、3月11日の前の私達にはもう戻れないと。
2011年3月11日の前と後とできっと歴史は語られてゆくに違いない。日本はそういうことになったと思う。
・
そんな中、としの中学校の卒業式が無事に行われた。いつもはやんちゃな子ども達が
誰一人騒ぐ事なく、静謐なとてもよい卒業式だった。
この学年との思い出は、彼らが小学校5年生のときPTAとして体育館で『禎子と千羽鶴」を上演した。
被爆者の村上啓子さんに来て頂いて、お話をして頂いた。子ども達はいろいろと
質問した。戦争について、原爆について、そして、放射能について。
自発的に千羽鶴を折ってくれて、啓子さんはそれを束にしてくださってヒロシマに持って行って下さった。
6年生になったとき、学芸発表会で、この学年は戦争をテーマに自分たちで劇を創った。
私はそれをみて驚いた。よく出来ていたのだ。きちんと歴史を学び、セリフを考え、どうやって先生方は指導されたのかと
思い、池田先生に聞いたら、「いいえ、私たちは見守っていただけで、あの子たちが全部自分でやったんです」と。
その子達は今義務教育を終えて旅立つこととなった。連日の余震、放射能についての不安、そんな中での卒業式。
被災地では卒業式どころではないだろうし、都内でも中止にした学校は多いと聞く。だからこそその人たちの
事を思って、しっかりと子ども達の旅立ちを見守りたいと思った。小学校の校長先生からの祝辞は
いつもの優しさの中にこれからは違う、当たり前のことに努力をという力強いメッセージがあった。
本当にそう。大人になってゆく彼らの未来を思うと、凛と背筋をのばしたくなった。母の形見の着物を着つつ。
・
カリール ジブラン p25 子どもについて
…..そこで、子どもを胸にかかえた女が言った。お話しください。子どものことを。
アルムスタファは言った。
あなたの子は、あなたの子ではありません。
自らを保つこと、それが生命の願望。そこから生まれた息子や娘、
それがあなたの子なのです。
あたなを通ってやって来ますが、あなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。
子どもに愛を注ぐがよい。でも考えは別です。
子どもには子どもの考えがあるからです。
あなたの家に子どもの体を住まわせるがよい。でもその魂は別です。
子どもの魂は明日の家に住んでいて、あなたは夢のなかにでも、そこには立ち入れないのです。
子どものようになろうと努めるがよい。でも、子どもをあなたのようにしようとしてはいけません。
なぜなら、生命は後へは戻らず、昨日と一緒に留まってもいられません。
あなたは弓です。その弓から、子は生きた矢となって放たれます。
射手は無窮の道程にある的を見ながら、力強くあなたを引きしぼるのです。
かれの矢が遠くに飛んで行くために。
あの射手に引きしぼられるとは、何と有り難いことではありませんか。
なぜなら、射手が、飛んで行く矢を愛しているなら、留まっている弓をも愛しているのですから。
……..
クラスをはやく再開したいなと日々思う。こうやって失ってみるとあらためてなんて素敵な空間だったんだろうと
思う。スタジオで毎回起こる生徒さん一人一人の奇跡、成長、開いた瞬間、笑ったり、泣いたり、一緒に学んでくれてきた
みんなの顔を思い浮かべる。私にとってステラ・アドラークラスとリンクレイターヴォイスクラスがどういうものだったのか
噛み締めて思う。
カリール ジブランその1
今回の東北大震災による多くの犠牲者の方のご冥福を祈り、ならび被災者のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
そして、今なお現場で決死の覚悟で働いて下さる方たちに心からの感謝を……
・
明日は18日金曜日。としの中学校の卒業式。そしてそのあと私はいつもならステラ・アドラー基本クラスに
行く予定だった。
クラスは今はお休み中。生徒さんからは沢山の温かなメールを頂いた。ありがとう。
演劇ってこういう時、劇場は次々閉鎖。確かに人に必要なことかというと、真っ先にやり玉にあげられるのが芸術かもしれないけど、でも考える。悠久の時を超えて演劇ってものは人の歴史とともにあったんだから、やっぱり今なにが出来るのかなあと。
なので、まずはステラ・アドラーが生徒に読むように勧めたカリール・ジブランの『予言者」
から一部を抜粋してゆこうと。よかったらゆっくりと、心と身体を一致しながら、イメージを持って読んでみて下さい。生徒さんに授業は出来ないけど、でもこれは伝えられる!
・
P19 愛について より
…….そこでアルミトラは言った。お話下さい。愛について。
アルムスタファが頭をあげ、ひとびとに目を向けると、そこに静けさがみなぎった。
それで、かれは語り始めた。
愛があなたがたをさし招いたなら、愛に従いなさい。
たとえ、その道がどんなに厳しく険しくても。
愛の翼があなたがたを包んだなら、愛に身を委ねなさい。
たとえ、その翼に潜む刃が、あなたがたを傷つけても。
愛があなたがたに語りかけたなら、愛を信じなさい。
たとえ、その声が、庭を荒らす北風のように、あなたがたの夢を
打ち砕いても。
なぜなら、愛は、あなたがたに栄冠を与えると同様に、あなたがたを十字架につけるのです。
愛はあなたがたを育て、また刈り込みます。
愛は、あなたがたの梢にのぼって、陽射しにゆれる小枝を愛撫し、また
忽ち足元に降って、土におろした根を揺るがすのです。
愛はあなたがたを、麦の束のように刈り取り、あなたがたを打って、裸にし、
ふるって、殻を取り、ひいて、白く粉にし、練って、しなやかにする。
そしてさらに愛はあなたがたを愛の神聖な火で焼きます。神の神聖な祭りの
パンとするために。
愛は、これだけのことを、あなたがたのうちに、あなたがたのためにするのです。
あなたがたが自分の心の奥の謎をさとり、このさとりのうちに生命の心の一片となるために。
・
しかし、それを恐れ、愛の安らぎと楽しみだけを求めるのなら、むしろあなたがの裸を被い、
この愛の麦打ち場を避けて、あの季節のない世界へ行くがよい。
そこでは、笑っても真底から笑えず、泣いても流れるのは本当の涙ではない。
・
愛は愛自身のほか何もあたえるものなく、愛自ら受けることがない。
愛は所有せず、また所有させない。
愛には愛だけで充分なのだから。
愛しているとき、神が私の心のなかに、といわないように。言うならば、むしろ、
私が神のこころの中に、と。
思ってもならない。あなたがたが愛の歩みを導けるなど。なぜなら、
愛こそがあなたがたの歩みを導く。もし、あなたがたにその価値があると見れば。
愛の望みはただひとつ。愛自身を満たすことです。
しかし、もしあなたがたが、愛していて、どうしてもなお望みがあるというのなら、
その望みはこのようなものであるように。
融けて、夜の間も自分の歌を歌っているせせらぎのようになること。
愛のあまりの優しさに苦しむのを知ること。
愛を自分で解釈して傷つくこと。
そして、自由な、喜びに溢れた心で血を流すこと。
夜明けに目覚め、飛び立つ思いで、愛の新しい一日のために感謝をささけること。
昼さがりには静かに休らい、愛の恍惚を思い出して味わうこと。
夕暮れには、感謝に満ちて家路をたどること。
そして、心では愛するひとのために祈り、唇では賛美の歌を歌いながら、
眠りにつくこと。
…….
一週間前にこれを読んでいたときは、今とではひとつひとつの言葉の意味がまた違う。
どうぞ、今日一日精一杯生きたみなさまに安らかな眠りがありますよ〜に!


























