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硫黄島での声「太陽」「風」「雨」「島」…..そして「猫」

硫黄島

正式には「いおうとう」だそうです。

本州とグアムのちょうど真ん中に位置していて、そこで行われたアメリカと日本との激戦はクリント・イーストウッド監督の

「硫黄島からの手紙」で映像化されています。

心残したまま疎開した島民の人たちは、戦後火山活動など様々な理由で戻ることは出来ず、

現在は航空自衛隊硫黄島基地隊の方たちが訓練をされています。

今回、私はそこで部外講師という立場で、「リンクレイターヴォイスワーク」を隊員の方たちに提供する機会をいただきました。

女性ばかりの宝塚歌劇団で大人数のヴォイスワークは経験はありますが、57名、しかも28歳から54歳までの屈強な男性ばかり!企画してくださった硫黄島基地隊司令丸山一等空佐と準備にかれこれ半年は費やしました。

 

今回の受講者の隊員の方たちは、様々な土地から硫黄島基地隊に赴任されて3週間ここで寝泊まりして日々訓練されています。

1週間内地に戻り、またこちらへ。これを2年間続けるそうです。

いわゆる娯楽の無い島で寝食を共にしつつ厳しい訓練を続ける。体力はもちろん、精神面でもハードルは高いのだと思います。

部隊と舞台。そのストイックな修練と緊張感は、私の母体の宝塚にも共通するところがあります。

スタートは、ボール投げから始めることにしました。

「ボールを相手に渡す」というシンプルな動作を続ける過程に、緊張と弛緩、他者をイメージ(視覚化、味覚など)を使うことで瞬時に認証し様々な声を発声出来る、止まった状態だけでなく、動くことで前方のみではなく、サイド、後ろなどの空間感覚と距離感覚を作り上げる。渡すボールを増やしていくこと(負荷)、且つ続ける明確な数字(20回)を与えることで、苦手な人に対するサポートと全体責任が自然派生する。

いわゆるウォーミングアップであり、「遊び」です。上手くいけば、かなり難度な課題を出しても、メンバーが小宇宙のようになる事ができます。

このボール投げは、私が実際アメリカとスコットランドでリンクレイターヴォイス資格講師トレーニングの合宿の時に毎日やったものです。世界各国から来た違う言語の15名が、一つになれるおもしろいワークで、宝塚歌劇団研究科一年生の演技レッスンでも毎回お題を変えて難易度を高くして行きました。

最初緊張して、隊員さん、ぼとぼとボールを落としますが、さすが、連携プレーは得意。続きはじめます。

そして、これが起爆剤になるのですが、「キウイ!」「さくらんぼ!」など、一見その方に似合わない(失礼!)呼び名が飛び出すことで、その意外性で壁は一気に崩れるものです。

一番楽しんでいたのは私かもしれません!

ボール投げでひとしきり皆さんをほぐし、かつ様々な気づきを言語化したあとは、

リンクレイターヴォイスの最初の「脊椎」の認識。

今回は人数が多いので、楽団メンバーのダンサー山下尚美さんと整体師の山﨑克弘さんにもアシストしてもらいます。

日頃、筋肉を固く緊張に気付かないくらい緊張している隊員の方たちの身体を柔らかく伸ばしてくれるのは…..

「重さ」と「重力」

そういった意味では、島という大地でこのワークが出来ることに、私もとても興味がありました。

最終的には、皆さんの居方(姿勢)が、すっきりと変わります。

最後の感想では、

「脳がリラックスした」

「肩が楽になった」

「視界が広がった」

「響く声がわかった」

など、日々、ハードな毎日をやっている隊員のみなさんに新しい視点での声と身体の概念が与えられたことは今回の企画の大きな目標の達成です。

そして、宴。

サプライズは、隊員の皆さんがこの日のためにエイサーを練習していて下さったのです。

共に歌い、踊り、食べて飲む。人と人をつなぐ大切なもの。

二日目の課題も出せました。

それは、原初的な「声」が自由になったら、こんどはそれを「言語」で体験して欲しいと思って企画したもの。

5人の有志にシンプルな詩を自作してもらいます。お題は「太陽」「風」「島」「雨」そして

この島には島猫が沢山いるので、「猫」!

いきなりこういう振られ方をして、隊員の方、戸惑っていらっしゃいましたが、2つ返事で「やります!」と。

期待は大きくなり、次の日へ。

二日目

エイサー部と島猫楽団の楽器を使います。いわば言語と音のセッションです。

 

「詩」に、こんどは動きと音を入れていきます。

これは他者を聴かなくてはならず、全員が全力で頑張ってしまうと、声(言語、詩)を消してしまいますし、

かといって、単調なリズムではなにも面白くありませんし、言語も触発されません。

お互いを誘発しあい、パフォーマンスはおもしろく生まれてきます。

そして、野外での発表。

隊員のみなさんの自作の詩は、どれもその人の言葉で、素晴らしかったです。

この島に立ち、その人が生きてみて生まれる言葉。

そこに仲間と創る音と動きと喜びが共鳴する。

私はそういうのが大好きです。

最近思うのは、本当の師匠は結局は自然なのではないかしらと。

私たちもこの日のために「島猫楽団」を編成して歌をお返しに。

選んだ曲は、宝塚の「すみれの花さく頃」

島崎藤村作詞「椰子の実」

沢山の方たちがうちに帰りたいという思いでその生命を散らしたこの島だから

「埴生の宿」

硫黄島基地隊mustの歌、「硫黄の島」を。

歌詞にすべての島の情景が繋がりました。

兵士たちもかつて満天の星の下で故郷を思いながら歌われたのかもしれません。

いえ、歌ったに違いありません。

 

~埴生の宿~

埴生の宿も我が宿

たまのよそおい うらやまじ

のどかなりや 春の空

花はあるじ 鳥は友

home home sweet sweet home

there is no place like home

there is no place like home

文読む窓も 我が窓

瑠璃の床もうらやまじ

清らなりや 秋の夜半

月はあるじ 虫は友

home home sweet sweet home

there is no place like home

there is no place like home

 

合掌

PS:そのあとの硫黄島での体験は私信としてNoriko’s Blogにアップしています。

2017年12月、2018年1月ステラ・アドラー演劇、リンクレイターヴォイス、体験ワークショップ受講者募集のお知らせ

2017年12月〜2018年1月開催 登坂倫子によるステラ・アドラー演劇、リンクレイターヴォイスワークワークショップを開催します。

詳細とスケジュール

 

*ステラ・アドラー演劇基本クラス

12月16日(土曜日)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

        テーマ:ステラ・アドラー演劇の核、Place とAction を体験します。

     定員:10名

*ステラ・アドラー演劇 戯曲解釈クラス

12月23日(土曜日)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

   テーマ:戯曲を読み咀嚼する力を培います。アメリカのチャールズ・ワクスバーグ著作「actor’s script(俳優の戯曲)」をテキストに、課題はアメリカの戯曲作家ジョン・パトリック・シャンリィ作「ダニーと紺碧の海」を使います。

   注)受講者の方は必ず戯曲を読んでから参加して下さい。

   定員:10名

 

*リンクレイターヴォイスワーク:

#1リンクレイターヴォイス 1月6日(土曜日) 14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

   テーマ:あなた自身の声への新しい出会い、セネスティージア(共感覚)、ヴォイスポエム

   定員:10名

      

#2リンクレイターヴォイス 1月8日(月曜日) 14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

   テーマ:骨格と呼吸の仕組み、タッチオブサウンド、横隔膜の具体化、テキストワーク

   定員:10名

  

#3リンクレイターヴォイス:1月13日(土)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

          テーマ:ハミング、リリース、サウンドを自由に!テキストワーク

    注:#3は、過去の行われたリンクレイターヴォイス#2を受講された方が受講可。

    定員:10名

 

#4リンクレイターヴォイス:1月20日(土曜日)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

       テーマ:自由になったヴォイス、重力と抗重力によるハミング、フロアーワーク、テキストワーク

        注:#4は、過去の行われたリンクレイターヴォイス#2,#3を受講された方が受講可。

        定員:6名

 

#4リンクレイターヴォイス:1月24日(水)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

               テーマ:自由になったヴォイス、重力と抗重力によるハミング、フロアーワーク、テキストワーク                   

    (内容は20日と同じです。)

          注:#4は、過去の行われたリンクレイターヴォイス#2,#3を受講された方が受講可。

    定員:6名

 

#5リンクレイターヴォイス:1月27日(土曜日)14:00pm~16:30 pm(2.5hours)

          テーマ:声の水門を開く!顎、舌、そしてソフトパレット。 テキストワーク

           定員:10名

           注:#5は、過去行われたリンクレイターヴォイス#2, #3, #4 を受講された方が受講可。

 

場所:studio unseen  東京都板橋区大谷口2-33-12

講師:登坂倫子

宝塚歌劇団出身。星組娘役「乙原愛」の芸名で活動、10年目に退団。1993年渡米。ハリウッドのステラ・アドラー・アカデミー・オブ・アクティングを卒業。現地の舞台で女優、演出家としてデビュー。2005年帰国後は日本初のステラ・アドラー演劇とリンクレイターヴォイスワークの長期クラスをスタート。2010年は初オリジナル作品「unseen~あんしぃん~」を発表。2011年夏よりスタジオunseenをオープン。2012年同スタジオ初lavo公演では、「ダウト」のシスターアロイシスを演じる。2014年7月に、世界規模で行なわれるリンクレイターヴォイスワーク公認資格講師に日本人としては初めて合格。2016年には、宝塚歌劇団花組公演「ミー アンド マイガール」で演技指導として参加し、毎年演技指導講師として宝塚で後進を育成している。並行して自身のスタジオでの教えと表現も続け、発表会など幅広い活動を広げている。

著書:「宝塚」「アート オヴ ヴォイス」現代書館

内容:

*ステラ・アドラー演劇基本クラス

ステラ・アドラーはアメリカ1930年代にグループシアターで活躍し、その後ニューヨークとロサンゼルスにステラ・アドラーアカデミーオブアクティングを設立。マーロン・ブランド、アル・パチーノなど、優れた俳優を育てました。またスタニスラフスキーから演劇を直接学んだ貴重なアメリカ人でもあります。今回のワークショップでは基本エクササイズである、imagination(想像力)、place(場所)、action(行動)を追求し、アクターを真の体験に導くワークを行います。参加には、演劇経験は問いません。

*ステラ・アドラー演劇戯曲解釈クラス

俳優がしっかりと戯曲を理解する力は必須です。本の内容を噛み砕いて咀嚼するアプローチ法を学びます。一つの戯曲にじっくり取り組む良き体験となります。

 

*リンクレイターヴォイスワーククラス(#1~#5)

スコットランド人の、クリスティン・リンクレイター氏によって考案された世界的なヴォイスワークです。欧米はもちろん近年は中国、台湾でも広がっています。彼女は、イギリスLAMDAで学んだ後、1963年にアメリカに渡り声を通してその人自身を自由にする「フリーイング ザ ナチュラルヴォイス」を考案します。リラクゼイション、呼吸の認識にはじまり、心技体のエクササイズから構成され、アクター自身が3~4オクターブのスピーキングレンジ(声域)を持つことが出来ます。日本で唯一のリンクレイター資格取得講師、登坂倫子が直接指導します。

今回の一日体験ワークショップは、5回の構成になっています。

#1は、イマジネイションと解剖学の双方の視点からその人自身の新しい声に出会う体験です。

#2は身体と呼吸の認識から始まり、声を力で出すという概念を一転させるワークを体験します。

#3は原初的な音(タッチオブサウンド)をハミングで増幅させます。地球の気の流れの中に楽にいる状態で、自由に声を広げて行きます。自己の心に響いた詩をテキストとして使います。

#4は自由になった声の体感から、フロアーワークに入ります。声の指揮者と言われている共鳴体=骨、そのすべての骨にめぐる声を体感します。そうすることによって、自己の本能や無意識下に繋がった声にアプローチして行きます。床を沢山使いますので、1クラスの人数は少なくしているので、2回開催します。テキストワーク有り。

#5 は、自由な声を邪魔するものを取り除くワークです。顎、舌、ソフトパレット、これらの緊張に気づきリラックスすることで、口の中の空間が驚くほど広くなり、声は水門から水が飛び出すように解放されてゆきます。テキストワーク有り

#1,#2,#3,#4,#5  ともに舞台俳優はもちろん、声に興味ある方でしたらどなたでも受講して下さい。受講は1回でも2回でも大丈夫です。すべてのクラスは日本人で唯一国際資格取得講師として認められた登坂倫子が直接指導します。

HP内リンクレイターヴォイス解説  http://un-seen.net/lesson/linklater/

クリスティン リンクレイター ウィキペディア(英語) http://en.wikipedia.org/wiki/Kristin_Linklater

各クラスお申込み:http://un-seen.net/

メールフォームよりお申込み下さい。

受講料:各クラス7,000円。

複数クラスの受講について:3クラス受講希望の方は、21,000円→20,500円 4クラス受講希望の方は28,000円→27,000円 5クラス受講希望の方は、35,000円→33,500円 6クラス受講希望の方は、42,000円→40,000円 7クラスすべて受講希望の方は49,000円→46,000円の割引料金とさせて頂きます。HPの、メールフォームよりお申込み下さい。その際、携帯電話番号も必須でご記入下さい。ごく稀ですが、PCからのメールが携帯に届かない場合がありますので、受講者の方との連絡を確実にするためのものなので、ご協力をお願い致します。

何月何日のどのワークショップを受講されるか、はっきりとご明記下さい。

例)1月6日の#1リンクレイターヴォイス受講希望。

例)1月6日、8日のリンクレイターヴォイス#1,#2の2クラス受講希望。

例)12月16日のステラ・アドラー基本演劇と、1月6日、8日のリンクレイターヴォイス#1,#2の、3クラス受講希望。

例)1月13日#3,  1月24日#4リンクレイターヴォイス2クラス受講希望。

例)12月16日のステラ・アドラー基本演劇, リンレイターヴォイス1月6日#1、1月8日#2、1月13日#3、1月20日#4の、5クラス受講希望。

例)12月16日ステラ・アドラー演劇基本クラス、12月23日ステラ・アドラー演劇戯曲解釈クラス、リンレイターヴォイス1月6日#1、1月8日#2、1月13日#3、1月20日#4、1月27日#5  の、7クラスすべて受講希望。

例)12月23日ステラ・アドラー演劇戯曲解釈クラスのみ受講希望

他、受講方法をもっと知りたい方、興味ある方、質問等、メールフォームよりどうぞお気楽にご連絡下さい。

2017年の締めくくりと、新しい年2018年の幕開けは、創造的な時間と学びの空間に出かけてみませんか!新たしい出会い、そして嬉しい再会を楽しみにしております。

studio unseen アーティスティック・ディレクター

リンクレイターヴォイス国際資格取得講師 

登坂倫子

ステラ・アドラー演劇&リンクレイターヴォイス、長期クラスレポートです。

登坂倫子主催のstudio unseen では、2つの長期クラスを柱として様々な学びの場が行われています。

リンクレイターヴォイス基本長期クラスは、2017年5月にスタートして、身体の認識、呼吸の認識、原初的な自分自身の音の触覚化、ハミング、リリース、そして様々な身体の部位にそれを共鳴させてゆく作業を経て、

9月より「顎」のワークに入りました。

 

具体的な解剖学の知識から、顎とは上顎と下顎の2つから形成されて、それは顎関節で繋がっています。

多くの声を仕事としている人も、この顎の関節の正確な動きを無視して、自分の思い込みや、

過去の指導者に言われたことに囚われて、口の前面のみを動かそうとしています。結果、口の後方のスペースを狭くしてしまう。

それを、今一度、正式な動き方を理解し、スペースを体感させてゆく作業から始めます。顎は緩めて下に落としていきます。口の後方のスペースが出来るのです。

声を自由にするには、まず呼吸が自由でなくてはなりません。しかし、多くの人が無意識下で顎で呼吸を

封じています。講師のエクササイズと共に、「顎と呼吸は無関係なのだ!」「私の呼吸は自由なのだ」と、生徒は意志(thought)を根気よく送り続け、自由になった呼吸はそのまま音(声)となって、上顎を超えるように飛んで行きます。

毎年、リンクレイターヴォイス長期クラスを教えるにあたって、この「顎」では大きな変化が生徒に訪れます。

今までの積み重ねが、まさに水滴石をも穿つ!溢れんばかりに内面の声が流れ出し、その人自身が声を通して自由になる大きなステップになるポイントです。

クラスは少人数によるグループレッスンなので、お互いにもらう言葉、与える言葉の質も変わってきます。

私自身、指導者として毎回、新しい発見に驚かされるところです。

強固な自己の習慣や思い込みから解き放たれた、その人は、まさに水滴から新生児が現れるようです。生まれたての、感覚も精神も鋭敏な新しいその人自身。そのとき、涙、あくび、汗、エナジー、声、言葉、溢れるもの全てが美しいと感じられる瞬間です。

ステラ・アドラー演劇戯曲解釈&基本テクニーク長期クラス

こちらは、新しい戯曲に入りました。

今回のクラスは女性が多いこともあり、ベス・ヘンリー作「Crime of the Heart」心で犯す罪

を選びました。

その場(place)で、キャラクターがその脚本にある状況下で起こす行動こそに、

リアリティがもたらされます。

しっかりと時間をかけて、戯曲を解釈するところから、始まり、シーンワークにはいります。

このシーンでは、「レモネードを作る」という実に素晴らしい行動が選択されています。

ベイブという女性にとって、「レモネードを作る」という行為(action)は、何なのだろう….

探求は続きます。

    

宝塚歌劇団103期生特別レッスンが終了しました。

2017年の夏2ヶ月強に渡る、宝塚歌劇団103期生への特別レッスンが

無事に終了致しました。

24名へのヴォイスワークをみっちり一ヶ月、そこから16名に対して身体ムーブメントを取り入れた即興レッスン、

シーンワークに入る前には戯曲解釈を徹底して、最終的にひとつのオリジナル作品に繋げることが出来ました。

今年の大きな成果は、シーンワークに入る前に、しっかりとのべ60時間ヴォイスワークに時間を費やしたことです。

その結果、明らかにその後の個々の存在感も、演技のスケールも変わったということです。

103年の伝統をふまえた上で、様々なチャレンジをさせて頂けたことに

感謝です。

ここで出会った生徒達の今後の舞台での活躍が楽しみです。

雨の多い夏でしたが、心も身体も熱い熱い夏でした。

ジャン・サスポータスさんによる身体ワークショップ開催のお知らせ

ジャン・サスポータスさんによる身体ワークショップ開催します。

嬉しいお知らせで、20世紀最大の芸術家と言われる
ピナ・ヴァウシュと共に躍られた、ジャン・サスポータスさんによる
少人数制の身体ワークショップが実現しました。
貴重な機会なので、ぜひご参加下さい。日時:9月14日(木)、15日(金)、16日(土)
時間:14:30~16:30受講料:1クラス ¥7,000円
(ひとクラスのみの参加でもOKです。)人数定数:7名(人数に達したらウエイティングリストでお願いします。)
キャンセルについて:開催5日前からのキャンセルは半額、前日と当日での不参加は
全額お支払いお願い致します。

場所:stdio unseen
東京都板橋区大谷口2-33-12
注:studio unseenは7月より駒場東大前より上記の場所に移転しました。

ジャン・サスポータスさん
経歴:
1952年、カサブランカ生まれ。75年からダンスを始め79年からピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団(ドイツ)に所属、カンパニーの全作品に出演、ピナ・バウシュの世界を体現することに大きな役割を果たした。96年独立、現在はヨーロッパ各地でワークショップを実施するとともに、自らのカンパニーを始め演劇やオペラの振付を手がけるなど多彩な活動を続けている。独立後もピナ・バウシュのレパートリー作品には出演を続けており来日公演にも多数参加し、06年「カフェ・ミュラー」、08年「パレルモ・パレルモ」で日本のファンを魅了した。また、ヴッパタールで小劇場「アダ・オーベン」を主宰、毎年世界各地からダンサーを招き、フェスティバルを開催している。

参加申し込み方法
登坂倫子のHP メールフォームよりお申込み下さい。
参加日程を明記して下さい。

芸術の秋に新しい出会いを楽しみにしております。
よろしくお願い致します!

studio unseen 主催 / リンクレイターヴォイス国際資格取得講師

登坂倫子

お知らせ studio unseen の場所が移転致しました。

studio unseen 主催登坂倫子からお知らせです。

このたび、studio unseen は、場所を駒場東大前から、

東京都板橋区大谷口2-33-12に移転致しました。

リンクレイターヴォイスとステラ・アドラー演劇を主軸にした

演劇、表現のクラスはこれまで通り継続して参ります。

新たな場所で、様々な活動を探求して参ります。

ヴォイス、演劇、ムーブメント、戯曲リーディング!わくわくすることが、すでに始まっています。

今後とも、どうかよろしくお願い致します。

studio unseen 主催 /リンクレイターヴォイス国際資格取得講師

登坂倫子

****  駒場東大前、ラストクラスの様子です!  ****

↑リンクレイターヴォイスアドヴァンストクラス

↑リンクレイターヴォイス基本長期クラス

↑ステラ・アドラ演劇戯曲解釈&基本テクニーク長期クラス

様々な思い出、出会い、沢山のチャレンジが出来た場に感謝。

これからも邁進致します!

2017年5月スタート「ステラ・アドラー演劇基本テクニック&戯曲解釈長期クラス」「リンクレイターヴォイスワーク基本長期クラス」「リンクレイターヴォイスアドヴァンストクラス」の受講者募集のお知らせです。

2017年5月21日スタート、「ステラ・アドラー演劇基本テクニック&戯曲解釈長期クラス」 「リンクレイターヴォイスワーク基本長期クラス」そして「リンクレイターヴォイスアドヴァンストクラス」各クラス受講者募集のお知らせです。

*ステラ・アドラー演劇基本テクニック&戯曲解釈長期クラス

5月21日(日)スタート 2017年12月24日修了予定。

毎週日曜日 18:30~21:00 2時間半 計30回予定。

7月30日、10月29日、10月30日は、お休みです。

月謝:¥16,000円(消費税込み)プラス入会金¥4,000円

クラスは月4回です。

内容:ステラ・アドラー演劇の基本テクニックと戯曲解釈を学びます。彼女はアメリカ1930年代にグループシアターで女優として活躍し、その後、当時パリ在住のスタニスラフスキーに直接に学んだ唯一のアメリカ人です。ニューヨークとロサンゼルスにステラ・アドラーアカデミーオブアクティングを設立。マーロン・ブランド、ロバート・デニーロ、アル・パチーノなど、優れたアクターを育てました。それは、豊かなimagination(創造力)からplace(場所)とaction(動作)を追求してゆくものです。長期クラスではその基本テクニックからスタートし、同時進行でステラの直弟子であるC.ワクスバーグ著のThe Actor’s Script (アクターの戯曲)をテキストとし、戯曲を読み砕き、咀嚼する力(break down)をつけながら、学んでゆきます。最終的には一本の戯曲を理解した上でシーンワークに臨みます。テキストとしてシャンリィの「ダニーと紺碧の海」シェークスピア「ハムレット」チェーホフ「かもめ」など、俳優が学ぶ上で必須の戯曲を使用していきます。

*リンクレイターヴォイスワーク基本長期クラス

5月21日(日)スタート 2017年12月24日修了予定。

毎週日曜日 15:00~17:30 2時間半。計30回予定。

7月30日、10月29日、10月30日は、お休みです。

月謝 ¥16,000(消費税込み)+ プラス入会金¥4,000円

クラスは月4回です。

*リンクレイターヴォイスアドヴァンストクラス

5月13日(土)スタート 2017年7月22日修了予定。

毎週土曜日 15:00~17:30 2時間半。

5月:13,20,27   6月:3,10,24  7月:1,8,22    合計9回

月謝 ¥15,000(消費税込み)

クラスは月3回です。

内容:世界最高峰のヴォイスワークと言われる「フリーイング ザ ナチュラルヴォイス」。スコットランド、オークニー島でのLinklater voice centerには、考案者クリスティン・リンクレイターに、教えを求めて世界中からアーティスト達が集まっています。このヴォイスワークは、緻密に構築された心身のエクササイズはもちろん、解剖学の知識、イマジネイティブな視点、創造的な視点を通してのアプローチによって、各自の声を阻んでいるものに気づきを与え、囚われない声、自由な声に導いてゆきます。3~4オクターブのスピーキングレンジ(声域)を持ち、クラスを終了したあとでも自分でヴォイスウォーミングアップ(45分)が出来るようにします。まさに、その人自身を、声を通して自由にしてゆくワークです。基本クラスは、声に興味のある方でしたら、どなたでもご参加下さい。

アドヴァンストクラスは、基本長期クラス終了者向けの内容になります。

どちらも、日本人唯一の、クリスティン・リンクレイターから直接教えを受け、国際資格取得講師登坂倫子が直接指導します。

 

講師:登坂倫子

宝塚歌劇団出身。乙原愛の芸名で娘役として活躍。10年目に退団後、1995年渡米。ハリウッドのステラ・アドラー・アカデミー・オブ・アクティングを卒業。現地の舞台で女優、演出家としてデビューし、2003年演出、出演した広島の英語劇「A Thousand Cranes禎子と千羽鶴」では、約1,000名の現地の子どもたちを招待する。2005年帰国後は日本初のリンクレイターヴォイスワークと、ステラ・アドラー演劇の長期クラスをスタート。2011年夏より駒場東大前にstudio unseenをオープン。2012年同スタジオ初labo公演では、「ダウト」のシスターアロイシスを演じる。2014年日本人として初のリンクレイターヴォイスワーク国際資格取得講師に合格。

演劇人、近年は、大学のセミナー、また出身の宝塚歌劇団花組公演「ミーアンドマイ・ガール」でも演技指導として、幅広くヴォイス指導を行っている。

著書:「宝塚」「アート オヴ ヴォイス」現代書館

 

場所:studio unseen

〒153-0041 目黒区駒場3-5-6 B1F

お申し込み:HPメールフォームよりお申込み下さい。その際、どのクラスを受講希望かをお知らせ下さい。

http://un-seen.net/form/

ご返答を確実にするため、お電話番号の記入も必須とさせて頂きます。極稀ですが、返信が迷惑メールに入ったり、PCとの不具合で希望者の方に届かない場合があります。受講希望の方と確実に連絡を取るための確認として、ご協力をお願いいたします。

また、受講に関して質問のある方も、どうぞご遠慮なくこちらからお問い合わせください。

ステラ・アドラー演劇、リンクレイターヴォイスクラスの両クラスを受講希望の方は2クラス割引料金となります。希望者の方に連絡させて頂きます。

スタジオへの道順:

studio unseen [153-0041 目黒区駒場3-5-6 B1F]

井の頭線駒場東大前駅で下車。東口の改札を出て、右側の階段をおります。線路を左手に、しばらく歩き、踏切があるので、それを渡ります。渡ってすぐに右に曲がって、線路を右手に道をゆきます。しばらくすると道が下り坂になります。(坂が終わったころ、右手に桁下3.5mと書いた高架があります。)坂が終わってちょっとそのまままっすぐ歩くと、左手に青い自動販売機があります。そこを左に入る角のモダンなドアのある3階建てのお家の地下がstudio unseenです。ドアの前に看板が出ています。

2017年、新たな学びの場を創ることに喜びを覚えます。沢山の出会いを待っています。

studio unseen アーティスティック・ディレクター:登坂倫子

 

アイルランドのリンクレイター国際資格取得講師 Regina Crowley 1日体験クラスのお知らせ

リンクレイターヴォイス国際資格取得講師、レジーナ・クロウリィのヴォイスクラス受講者募集のお知らせです。

アイルランドから、リンクレイターヴォイス国際資格講師Regina Crowley が来日します。

studio unseen で、彼女の教えが実現します。

参加資格者:リンクレイターヴォイス長期クラス経験者。

日時:4月15日(土曜日)15時より2時間

受講料:¥8,000

講師:Regina Crowley

https://www.linklatervoice.com/linklater-community/find-a-linklater-voice-teacher/item/566

Regina Crowley has worked professionally in theatre since the late 1980’s and is a founder member of Gaitkrash Theatre Company. She is a Designated Linklater Voice Teacher and has led workshops both nationally and internationally. She has trained with Yoshi Oida, Enrique Pardo, Lorna Marshall, Bella Merlin, Fiona Shaw, Phillip Zarriilli and the Moscow School of Cinematography among others.

She has collaborated with artists across a number of disciplines including James Coleman. Recent roles include Mouth in Beckett’s Not I and W2 in Beckett’s Play and Juno in O’Casey’s Juno and the Paycock. She lectures in Voice, Performance and Directing at the CIT CSM.

レジーナ・クロウリィは、80年代より劇場での活動を始め、ゲイトクラッシュ劇場の創立メンバーでもあります。リンクレイターヴォイス国際取得講師で、国内でも国外でもワークショップを開いています。笈田 ヨシさん、エンリケ・パルド、ローナ・マーシャル、らとトレーニングを受け、またモスクワフィルムスクールでも活動しています。近年は、ベッケットの作品でも女優として活動しています。

通訳:登坂倫子 リンクレイターヴォイス国際取得講師。

参加希望者はメールフォームより申し込んで下さい。

定員:10名

 

2017年4~5月ステラ・アドラー演劇&リンクレイターヴォイス1日体験ワークショップ受講者募集のお知らせ

studio unseenでは2017年4~5月に、ステラ・アドラー演劇と、リンクレイターヴォイスの1日体験ワークショップを 開催致します。

ステラ・アドラー演劇:4月30日(日曜日)

リンクレイターヴォイスワーク:5月3日(水曜日)4日(木曜日)5日(金曜日)7日(日曜日)

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詳細とスケジュール

ステラ・アドラー演劇:

4月30日(日)15:30pm~18:00 pm(2.5hours)

       テーマ:ステラ・アドラー演劇の核、Place Action を体験します。

    場所:studio unseen  153-0041 目黒区駒場3-5-6 B1F http://un-seen.net/studio/map/ 

リンクレイターヴォイスワーク:

#1リンクレイターヴォイス 5月3日(水)13:00pm~15:30 pm(2.5hours)

  テーマ:あなた自身の声への新しい出会い、セネスティージア(共感覚)、ヴォイスポエム

      場所:スタジオPONTE       東京都板橋区大谷口2-33-12

#2リンクレイターヴォイス 5月4日(木)13:00pm~15:30 pm(2.5hours)

       テーマ:呼吸の仕組み、 身体をめぐるサウンド、テキストワーク

  場所:スタジオPONTE       東京都板橋区大谷口2-33-12

#3リンクレイターヴォイス:5月5日(金)13:00pm~15:30pm (2.5hours)

         テーマ:タッチオブサウンド、ハミング、リリース。サウンドを自由にしよう!

  場所:スタジオPONTE       東京都板橋区大谷口2-33-12

  注:#3は、過去のワークショップを含め、#1,#2を受講された方のみ受講可。

#4リンクレイターヴォイス:5月5日(金)16:00pm~18:30pm (2.5hours)

  テーマ:自由になったヴォイス、ハミングトレーニング、フロアーワーク、テキストワーク

  場所:スタジオPONTE       東京都板橋区大谷口2-33-12

#4リンクレイターヴォイス:5月7日(日)15:00pm~17:30 pm(2.5hours)

     テーマ:自由になったヴォイス、ハミングトレーニング、フロアーワーク、テキストワーク

   注:#4は、過去のヴォイスワークショップを含めてリンクレイターヴォイス#1#2,#3を受講された方のみ受講 可。

  場所:studio unseen  153-0041 目黒区駒場3-5-6 B1F http://un-seen.net/studio/map/ 

講師:登坂倫子

宝塚歌劇団出身。星組娘役「乙原愛」の芸名で活動、10年目に退団。1993年渡米。ハリウッドのステラ・アドラー・アカデミー・オブ・アクティングを卒業。現地の舞台で女優、演出家としてデビュー。2005年帰国後は日本初のステラ・アドラー演劇とリンクレイターヴォイスワークの長期クラスをスタート。2010年は初オリジナル作品「unseen~あんしぃん~」を発表。2011年夏よりスタジオunseenをオープン。2012年同スタジオ初lavo公演では、「ダウト」のシスターアロイシスを演じる。20147月に日本人としては初めて、リンクレイターヴォイスワーク公認資格講師に合格。2016年には、宝塚歌劇団花組公演「ミー アンド マイガール」では演技指導として参加。並行して自身のスタジオでの地道な教えと表現も続け、幅広い活動を広げている。

著書:「宝塚」「アート オヴ ヴォイス」現代書館

内容:

ステラ・アドラー演劇ワークショップ

 ステラ・アドラーはアメリカ1930年代にグループシアターで活躍し、その後ニューヨークとロサンゼルスにステラ・アドラーアカデミーオブアクティングを設立。マーロン・ブランド、アル・パチーノなど、優れた俳優を育てました。またスタニスラフスキーから演劇を直接学んだ貴重なアメリカ人でもあります。今回のワークショップでは基本エクササイズである、imagination(想像力)place(場所)、action(行動)を追求し、アクターを真の体験に導くワークを行います。参加には、演劇経験は問いません。

HP内ステラ アドラー解説    http://un-seen.net/lesson/stella/

リンクレイターヴォイスワーク

スコットランド人の、クリスティン・リンクレイター氏によって考案された世界的なヴォイスワークです。欧米はもちろん近年は中国、台湾でもこのヴォイスワークの学びは広がっています。彼女は、イギリスLAMDAで学んだ後、1963年にアメリカに渡り「フリーイング ザ ナチュラルヴォイス」を考案します。声を通してその人自身を自由にするヴォイスワークです。リラクゼイション、呼吸の認識にはじまり、心技体のエクササイズから構成され、アクター自身が3~4オクターブのスピーキングレンジ(声域)を持つことが出来ます。日本では唯一のリンクレイター資格取得講師である登坂倫子が直接指導します。今回の一日体験ワークショップは、3回の構成になっています。1回目#1は声のシステムを基本を理解し、多彩なイメージワークとともに、解剖学的知識も入れて、その人自身の声に出会っていきます。2回目#2は様々な動きに合わせた声の体験を用いて、声を力で出すという概念を一転させるワークを体験します。#4は過去に#1,#2,#3を体験した方向けのクラスです。自由になった声の体感から、フロアーワークに入ります。声の指揮者と言われている、最大の人間の共鳴体=骨。この骨にめぐる声を体感します。最後にテキストワークもあります。

#1,#2,#3ともに舞台俳優はもちろん、声に興味ある方でしたらどなたでも受講して下さい。受講は1回でも2回でも大歓迎です。#4のみ、初心者の方はご遠慮ください。

HP内リンクレイターヴォイス解説  http://un-seen.net/lesson/linklater/

クリスティン リンクレイター ウィキペディア(英語) http://en.wikipedia.org/wiki/Kristin_Linklater

 

各クラスお申込みhttp://un-seen.net/

メールフォームよりお申込み下さい。

受講料:各クラス7,000円。

定員:ステラ・アドラー演劇、#1,#2,#3リンクレイターヴォイスワーク。各クラス定員10名。

   #4リンクレイターヴォイス、各クラス定員5名。

複数クラスの受講について:2クラスご希望の方は14,000円→13,500円、3クラス受講希望の方は、21,000円→20,000円 4クラス受講希望の方は28,000円→26,500円 5クラスすべて受講希望の方は、35,000円→33,000円割引料金とさせて頂きます。HPの、メールフォームよりお申込み下さい。その際、携帯電話番号も必須でご記入下さい。ごく稀ですが、PCからのメールが携帯に届かない場合がありますので、受講者の方との連絡を確実にするためのものなので、ご協力をお願い致します。

何月何日のどのワークショップを受講されるか、はっきりとご明記下さい。

例)5月3日の#1リンクレイターヴォイス受講希望。

例)5月3日、4日のリンクレイターヴォイス#1,#2ともに受講希望。

例)4月30日のステラ・アドラー演劇と、5月3日、4日のリンクレイターヴォイス#1,#2の、3クラス受講希望。

例)5月5日#3,#4リンクレイターヴォイス2クラス受講希望。

例)4月30日のステラ・アドラー演劇, リンレイターヴォイス5月3日#1、5月4日#2、5月5日#3、5月7日#4の、5クラス受講希望。

例)5月7日#4リンクレイターヴォイスのみ受講希望

他、受講方法をもっと知りたい方、興味ある方、質問等、メールフォームよりどうぞお気楽にご連絡下さい。

2017年のゴールデンウイークは、創造的な時間と空間に出かけてみませんか!

新たしい出会い、そして嬉しい再会を楽しみにしております。

 studio unseen アーティスティック・ディレクター 登坂倫子

2つの発表会が無事に終了しました。ステラ・アドラー演劇&リンクレイターヴォイス

3月11日ステラ・アドラー演劇長期クラスシーン発表会

沢山の方にお越しいただき、無事に終了致しました。

 

ウッディ・アレン作「死神のノック」には、私がLAステラ・アドラー演劇学校時代に初めて演出した作品です。その時に冒頭につけたオリジナルヴァージョンもつけて作品発表しました。

ウイリアム・ギブソン作「奇跡の人」からシーンワーク。ステラ・アドラー演劇ではそのキャラクターのバックグラウンドを徹底してリサーチするのですが、アニー・サリバンの手紙を元にした本「ヘレン・ケラーはどう教育されたかーサリバン先生の記録ー」明治図書は、非常に多くを教えてくれました。そして、通常様式のある演技をする機会が少ない生徒たちが、衣装、髪型、動作にもその時代考証をしっかりとして、役に臨むことを課題としました。

ダニエル・キイス作「アルジャーノンに花束を」からはシーンを抜粋して一つの作品に仕上げました。俳優であれば、一度は挑戦してみたいと思うこの名作。切ないまでに人間の悲しさと美しさを描いています。これを指導するにあたっては、音楽の力を大切にしました。生徒によっては、言語よりも、色彩であったり、音で感性を開いたほうがより可能性を引き出せることがあります。この作品を課題にした生徒にとって、感覚器官をフル回転させて、頭で考えがちなことを、もっと違ったアプローチで触発することで、シーンは最後には大きく動きました。

以上、3つの作品、11ヶ月学びを続けた生徒たちが果敢に臨みました。

生徒が伸びる瞬間は様々ですが、やはりこのように、観客の前で演じる事、

また、発表会という枠で、恐れる事なくチャレンジが出来る環境を作るということは、

大切に思います。

 

12日はリンクレイターヴォイスの発表会、「synesthesia〜共感覚~」です。

最初の40分はリンクレイター国際取得講師の登坂倫子による公開ウォーミングアップです。

その後、生徒自身の心に響いた詩を花束のように集め構成演出してひとつの作品にしたものの発表です。

声が視覚化され、触覚化され、脳内の言語領域と非言語領域は自由に行き来します。

作品はその人の心象です。生徒の声を聴くのではなく、その人自身が聴こえてきました。

 

最後に、今回の2つのクラスの特色は、演技レッスンを受講したメンバーが全員、このリンクレイターヴォイスを一年以上勉強した経験を持っているということでした。いかに、俳優がヴォイスワークの基盤を持つことが大切であるか、声と身体のワーク無くして演技はありえないのです。

今年も、このような実験的な発表会を開催出来たことに感謝です。お忙しい中、足を運んでくださった皆様、応援してくださった皆様、仕込みから当日までサポートして下さったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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