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2つの発表会が無事に終了しました。ステラ・アドラー演劇&リンクレイターヴォイス

3月11日ステラ・アドラー演劇長期クラスシーン発表会

沢山の方にお越しいただき、無事に終了致しました。

 

ウッディ・アレン作「死神のノック」には、私がLAステラ・アドラー演劇学校時代に初めて演出した作品です。その時に冒頭につけたオリジナルヴァージョンもつけて作品発表しました。

ウイリアム・ギブソン作「奇跡の人」からシーンワーク。ステラ・アドラー演劇ではそのキャラクターのバックグラウンドを徹底してリサーチするのですが、アニー・サリバンの手紙を元にした本「ヘレン・ケラーはどう教育されたかーサリバン先生の記録ー」明治図書は、非常に多くを教えてくれました。そして、通常様式のある演技をする機会が少ない生徒たちが、衣装、髪型、動作にもその時代考証をしっかりとして、役に臨むことを課題としました。

ダニエル・キイス作「アルジャーノンに花束を」からはシーンを抜粋して一つの作品に仕上げました。俳優であれば、一度は挑戦してみたいと思うこの名作。切ないまでに人間の悲しさと美しさを描いています。これを指導するにあたっては、音楽の力を大切にしました。生徒によっては、言語よりも、色彩であったり、音で感性を開いたほうがより可能性を引き出せることがあります。この作品を課題にした生徒にとって、感覚器官をフル回転させて、頭で考えがちなことを、もっと違ったアプローチで触発することで、シーンは最後には大きく動きました。

以上、3つの作品、11ヶ月学びを続けた生徒たちが果敢に臨みました。

生徒が伸びる瞬間は様々ですが、やはりこのように、観客の前で演じる事、

また、発表会という枠で、恐れる事なくチャレンジが出来る環境を作るということは、

大切に思います。

 

12日はリンクレイターヴォイスの発表会、「synesthesia〜共感覚~」です。

最初の40分はリンクレイター国際取得講師の登坂倫子による公開ウォーミングアップです。

その後、生徒自身の心に響いた詩を花束のように集め構成演出してひとつの作品にしたものの発表です。

声が視覚化され、触覚化され、脳内の言語領域と非言語領域は自由に行き来します。

作品はその人の心象です。生徒の声を聴くのではなく、その人自身が聴こえてきました。

 

最後に、今回の2つのクラスの特色は、演技レッスンを受講したメンバーが全員、このリンクレイターヴォイスを一年以上勉強した経験を持っているということでした。いかに、俳優がヴォイスワークの基盤を持つことが大切であるか、声と身体のワーク無くして演技はありえないのです。

今年も、このような実験的な発表会を開催出来たことに感謝です。お忙しい中、足を運んでくださった皆様、応援してくださった皆様、仕込みから当日までサポートして下さったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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