宝塚70期同期会!
宝塚同期生が集まりました!
嬉しいことに、私たちの同期生42名だったのですが、
その中の一人は現役のタカラジェンヌ。ステキな舞台を今も魅せてくれています。
考えてみると、私の20代のほとんどは、稽古場と舞台の往復の日々。
あれだけの劇場を2つも持ち、専属のパフォーミングアートスクール、つまり
宝塚音楽学校を持ち、演出家の先生はもちろん、劇団レッスンの先生方、
振り付けの先生方は、一流の方たちから指導を受けて、なんと恵まれた舞台生活だったのでしょうね。
ひたむきに舞台に向かう一人一人の心身から出るエネルギーはそれはそれはステキで、
私はそんな時を共にした仲間とこうやって 集まれることに感謝です。
今は、それぞれです。子育て中、女優さん、専門を極めてその指導にあたっている人、様々だけど、
10代、20代、同じ釜の飯を食い、泣いて、笑って、みっともないところも全部知っているこの仲間が
集まると、実際、カラオケルームを使わないといけないくらい、大声で大笑いが続きます。
今の私は、退団後、アメリカで出会ったステア・アドラー演劇と、リンクレイターヴォイスを
指導させてもらっていますが、根幹はやっぱり宝塚で鍛えてもらった基礎だと思っています。
ステラ・アドラー自身のルーツはイディッシュ演劇ですから、むしろ大衆演劇です。
彼女の心、声、身体共にトレーニングする演劇法は、じつに私にしっくりきたのです。
宝塚も、小林一三先生によって、大衆のためにつくられたのですから。
そして、今は、宝塚のような華やかな大きな舞台ではないけれど、私のスタジオに来てくれる生徒さんと共に、
手作りで丁寧な演劇やヴォイスというものを創っています。それらを通して、「人間」というものをじっくりと考えたり、語ったり、
そんな時間を持っています。
ああ、いずれにしても、幸せなことですよね。
「好き」というものに出会えて、その「好き」を続けているのですものね…..
宝塚は3年後に100周年を迎えます。世界的にも誇れる文化遺産だと思っています。
今の自分の流れの根幹がそこにあることを大切にして、明日のクラスに向き合ってゆきたい思います。
2012年studio unseen
2012年、始まりました。
昨年はみなさんに守られて、様々なことが出来ました。ありがとうございます!
そして、年初めの祈りは、ただただ存在に感謝。
うちの小さな庭はパンジーとスミレが咲いてくれています。
studio unseenでは先日ライブがありました。
タイトルは、”1 sight blind”
Our trip is not so high.
Close your eyes.
See the light.
Feel 1 sight.1/6
“1 sight blind”
studio unseen スタジオあんしぃん
18:30~
不思議なライブでして、誰も、始まるまで何が起こるかまったくわからなかったのです。
目隠しというものは不思議な感覚を生み出すのかな?
いつのまにか参加者全員のライブになって、ドラムを叩きだし、詩を詠みはじめ、
戯曲を演じ、時間は空間にあるサウンドというものを自由に楽しむものに育ってゆきました。
こんなふうにこの場所に居ること、そして聴くことが、音、ヴォイス、を導いてゆきます。
さて、さて、感想は….
楽しかった!
みんな自分のライブをやった感覚で帰ります。
誰もなにもプランしないで、そこに生まれてくるものに生きる。
ステラ・アドラー演劇も、リンクレイターヴォイスも、その根底にあるアイデアは、
be present ”その場に居る”ということ。
なんだか、理屈抜きにそれを体験出来た1 sight blind でした!
あ、そのときに詠んだ詩をひとつ、ここに書きます。
ナンシー ウッドの詩です。
***
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやってきた。
あらゆる悪い考えは、わたしの中から立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、私を静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
****
こんなふうに生きられたらと願う…..
さあ、新しい一年、始まりました!
今年もよろしくお願い致します。
明日の戯曲
山口県秋吉台 山の頂上。ぎりぎりの岩の上。
先日、お友達からメール。
「最近HPとblogの更新がありませんが、体調でも悪くされているのではないかと
心配しております。」
いえ、ついついFacebook とかtwitterとか、手短かな媒体で情報を送っていたので
自分としては、更新中のつもりだったのだけど、考えてみれば、こういった媒介を使っている方たちばかりじゃないのよね。
こうして思いやってくださる優しい文面に、ありがたいな~と思いました。
大丈夫ですよ!おかげ様で元気でやっております!!
さて、先日心揺さぶられる戯曲に出会いました。それは、大好きなテネシー・ウイリアムズとか、シャンリイとかとはまた違ったベクトルで私の心を直撃したのです。
12月になると、お仕事でお世話になっているあっぷすアカデミーの生徒さんたちの終了公演があります。一年間そこで演劇を学んだ生徒さんたちのいわば発表会です。今年はどうしても時間がとれず、4クラスあるうちのクローバークラスの公演に駆けつけます。(他のクラスの生徒さん、ごめん!)
「ホテル カリフォルニア」作:横内謙介
…どんな作品なんだろう??
生徒さん達演じるキャラクターは、神奈川県立厚木高校生徒の群像。私的戯曲物語とあるので、時は、作者横内さんの高校時代、70年前後の政治の季節(学園紛争)が、終わった後の77年から80年。この時の高校生たちは「シラケ世代」と呼ばれ、無気力・無関心・無責任・・・「三無主義」ともいわれ…
え!
そう、私もまさしく目の前の舞台で演じられている高校生と同じ時代を生きた世代。しかも、神奈川県立の進学校。なので、彼らの語るセリフは等身大の当時の自分たちの言葉としか聞こえてこなく、(shi~~~とシラけた音でブーイングしたり、校門前のお店にはチェリオ、売ってた…たしかに)
おまけに、おまけに、私は、その前の日に、30年ぶりの高校時代の旧友達を再会したばっかりのタイミングだったのです…….
劇中、生徒は中学時代とは一転した自分の成績に愕然としたり、学校を変えたいんだと革命を起こそうと突進したり、クライマックスは学園祭を盛り上げようと、ジンギスカンを踊ることを企画する。そしてその後、燃え尽きた彼らは、夜を明かして語り合おうという一人の友を無視して、受験という流れの中に入ってゆく….大人になった生徒たちは、いう「どうして、あの頃、もっと仲間と語り合わなかったんだろう」
まさしく、前日再会した湘南の私達は
18歳のあの頃を同じ言葉で懐かしんでいた。「どうして、あの頃、もっと仲間と語り合わなかったのだろう…」
私が衝撃を受けたのは、そういった自分たちのまるで内輪のような内容が
今に響く戯曲、演劇になりうるのだということ。そう、今響くのだ。
劇が終わって開口一番に、指導演出された田辺日太さんに「この戯曲、誰が書いたのですか?」とくらいつくと、日太さん、「生徒達が演じられる年齢にあった劇をみつけようと探しました」と笑顔で答えられる。
素晴らしいな….
おかげ様で、私はその日は客席で観客として、舞台上で私の高校時代の私に、友達たちに出会うことが出来ました。
ラストの生徒さんの涙ながらのモノローグの中で、(ごめん、聞き覚えだから、
多少違うかもしれない)
「ふるさととは、帰る家ではなくて、友との絆にあるのかもしれない」というセリフ……
前日に出会った級友たちの実家はもうほとんど湘南の街にはなく
東京、大阪、埼玉、遠くはアメリカと……離れ離れであり、
私たちを笑顔で当時送り出してくれた両親たちは他界したり、または、介護という現実で、年老いた親がひとりふるさとの家を守ることは難しくなっている状況の中で、こうして、品川のお寿司屋さんで当時、語り合うことをなにか斜めに恥ずかしがっていた私達が、延々と延々と今話したいことがいつまでも続く…..
少なくとも私には、同窓会とそして舞台というある種、異質の世界がこの戯曲によって強くリンクしたのです。演劇というのは、こんなふうに人の心を揺さぶることもあるのですね…
あの当時、18歳の頃、みんなが大学受験にむかってゆくときに、私は大学を受けず、宝塚に入ることを選び、そして、結局今も、その延長上にいます。
湘南の友はそんな私を心から応援してくれているし、私も彼らの社会での素晴らしい働きを誇りに思います。
すべてはその過程=プロセスがあっての今なのだとしたら、
クラスで使っている、素晴らしい戯曲達、テネシー・ウイリアムズや、シャンリイ達を大切にしつつ、これからも新しい、今の人の心に響く戯曲を探し、創作して、関わって行きたいとしみじみ思い、
あ!そうだ。久しぶりにblogを更新しようと思ったわけです。
アップスアカデミーの生徒さんの熱演に拍手。そして指導者の先生方のよき働きにもおおいなる拍手!!
ありがとうございました!
フィンランドの妖精 身体と声の躍動と調和 東京でのワークショップのお知らせ
昨年、私は岐阜県中津川でヴォイス・パフォーマンスの合宿に参加。そこで素敵なアーティストに出会いました。2011年秋、彼女の東京でのワークショップが実現します!
演劇、ダンス、歌……etcの境を越境する「パフォーマンス・アート」。フィンランド出身で現在ベルリンを中心に活動するヴォイス・パフォーマーであるヘイニ・ヌカリ氏を招き、身体と声に焦点を絞った、彼女独自の方法論に則ったワークショップを3日間開催します。
ヘイ二 ヌカリ:1972年生まれ。フィンランドでクラシック音楽を学び、アムステルダムでダンスを学ぶ。1997年からフリーランスのパフォーマーとして、ベルリンを中心に活動。ダンス・カンパニーであるTRAVAの創立メンバーとして活動した後、2006年、フランスにあるロイ・ハート劇場に滞在してヴォーカル・トレーニングを学ぶ。以降は、東洋医学、舞踏などに影響を受けつつも、ダンスよりもいっそう“声”に比重を置いたユニークなパフォーマンス作品を発表し続けている。2007年、2008年にAIAV(秋吉台国際芸術村)のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムにより来日。
○ヴォイス・パフォーマンスとは?
歌詞と音階に縛られた一般的な“歌”とは異なり、パフォーマーの身体性
に依拠した、より自由度の高い表現。アメリカのメレディス・モンクらの
活動が知られている。ヘイニ・ヌカリの場合、いわゆる楽曲的な作曲に
よる音楽だけにしばられず、自然の中の環境音に自身の身体を反応さ
せて、即興的に声を探る作業をとおしても作品を作っている。
日時:
10月8日(土)場所未定 東京圏内のスタジオ、もしくは劇場を予定 6hours
(時間は、午後を予定)
10月9日(日)studio unseen スタジオあんしぃん 14:30~20:30 6hours
住所:〒153-0041 目黒区駒場3-5-6 B1F(井の頭線駒場東大前駅徒歩5分)
10月10日(月曜日) 道場 有信館 14:00~20:00 6hours
住所: 目黒区五本木1-33-19 小川方
*定員18名(9日のみ10名)
参加費:各ワークショップ ¥7,000円
(2日間、3日間連続で受講されたい方は別途ご連絡下さい。その際は、割引料金となります。)
主催/通訳:登坂倫子
宝塚歌劇団出身.退団後渡米。アメリカのステラ・アドラーアカデミーオブアクティング卒業。現地で女優、演出家としてデビュー。2004年帰国後は、ステラ・アドラー演劇とクリスティン・リンクレイター氏によるヴォイスワークの長期クラスを開催。他、様々なアーティストと共にパフォーマンスを創る。2011年studio unseen オープン。
http://www.facebook.com/pages/studio-unseen-スタジオあんしぃん/175520272501119
お申し込み、お問い合わせはnorikoのHP メーリングフォームより。
◯HP:http://www.noriko-red.com/
○E-MAIL: nonsato@bridge.ocn.ne.jp
昨年、美しい里山でのワークショップの間、彼女といろんな話をしました。
ベルリンでは、こういったヴォイス・パフォーマンスのワークショップは
アクターは、もちろん、ミュージシャン、フォトグラファー、フィルムメイカー、インスタレーション制作者など、
様々なアーティストの参加があるそうなのです。
私はその話を聞いて、深く感動しました。
この機会に沢山の方に、このヴォイス・パフォーマンスを体験して頂けますように!
noriko
ボイスの即興ワークショップ、ランドゥーガのゲスト講師を迎えて
夏が終わろうとしています。みなさんはどんな夏でしたか?
私の心の絵日記は思い出でいっぱいです。感謝の色で溢れています。
***
リンクレイターボイスクラス 即興ワークショップ”ランドゥーガ”のお知らせです。
studio unseen 日曜日のリンクレイターヴォイスクラスは、
ゲスト講師の方を迎えて、ボイスと楽器の即興ワークショップをやります。
この日のみの参加、大歓迎ですので、
興味のある方はご参加下さい。
ボイスは身体の楽器。言葉を取り払った生きた瞬間の声を様々な音とともに体験します。
ワークのあとは、音の聴こえ方がきっと変わりますよ!
声に興味ある方、ミュージシャンの方はもちろん、どなたでも参加出来ます。
日時:9月18日 日曜日 5時半スタート3時間半
場所:studio unseen
〒153-0041 東京都目黒区駒場3-5-6 B1F
(井の頭線駒場東大前駅徒歩5分)
参加料:¥4,000円
当日プログラム:最初は、norikoのリードで、ボイスワークのリラクゼイションから
始めます。そのあとで、ランドゥーガをやります。
お問い合わせ、お申し込みはこちらからどうぞ。
http://www.noriko-red.com/noriko/jp/home/access.html
*ランドゥーガとは?
ジャズピアニスト佐藤允彦さんが提唱している即興ワークショップです。
様々な楽器が旋律や、和音や、コードを取っ払って、その場で生まれた
サウンドを響かせあいます。
ゲスト講師:渡邉 馨(わたなべ かおる)
1967年宮城県生まれ。東京学芸大学大学院修了。臨床心理士。法務省矯正局調査専門官(心理)、千葉県児童相談所心理判定員を経て、現在は千葉県スクールカウンセラー、法務省受刑者カウンセラー、千葉医療福祉専門学校講師。日本心理臨床学会会員。
1993年より佐藤允彦氏の自由即興ワークショップに参加。
2001年以降毎年自由即興ワークショップを都内で開催している。
ホームページhttp://labelios.fc2web.com/
noriko
みなさん、ありがとう!オープニングポエトリーナイト楽しかったです。
素敵でしょう?アーティストのusatoさんがいつのまにか描いてくださった
当日の様子。いらしてくださった方、ご自分を探してみてください〜。
誰でしょうね〜
私はこの中にいます!
みんな歌ったり、ワインを飲んだり、歓談したり、聴き入ったり、
usatoさん、ありがとうございます!とても素敵な記念になりました。
studio unseen オープニングリーディングポエトリーナイト、沢山の方に来ていただきました。
これからも、クラスや、ワークショップ、ライブ、トーク、などなど
皆さんが安心して集える空間に育ちますように。
当日のphotos.
ありがとうを皆様へ。
noriko
オープニングポエトリーナイトのお誘い
久々の晴れの朝。自転車飛ばして行ってきました!
宇奈根ひまわり畑。2万本の夏の笑顔です。
* * *
みなさんのおかげで、
studio unseen 2011年の夏にオープン致しましました。クラスやリハーサル、
楽しい学びの空間になっております。
そこで、オープンニングナイト リーディングポエトリーを開催します。
とき:8月19日(fri.) 17:00 ~22:00
場所:studio unseen
住所:〒153-0041 Meguro-ku, Japan駒場3-5-6 B1F
井の頭線駒場東大前駅徒歩5分
http://www.facebook.com/pages/Studio-unseen-スタジオあんしぃん/175520272501119
参加費:無料
夏の金曜日の夜、お待ちしております。
noriko
落ちていたヒナを拾いまして….そして…
落ちていたヒナを拾いまして….
雨上がりの夏休み初日、朝一で買い出しに出かけた私とたか。
「あ~~~!待って待って!!!」とたかが急停車。
そのペダルの足元に小さな黒いものが…..
それは…たぶん、昨夜の強風で落っこちた鳥のヒナ。
ひゃ~!生きてる….
慌てている我々の後方にトラックが来て、仕方なく拾って家に持ってきたのですが、さて、どうしたらよいものやら…..だって、この生命あるものは、只々心拍数と一緒にビクンビクンと動くのみ…
で、思わずツイッターしてみましたら、ありがたいことに自然音楽をお仕事にされている方とか、地域の鳥に詳しい方など、様々な方から即!経験談やアドヴァイスが届くのです。その内容は一様に同じで、
「ヒナは親元に返すのが一番、手元においてはいけません。とにかく、ベランダに出して、鳴かせて、その声を聞いて親はヒナを見つけます。それも早くしないと、親はヒナを認証できなくなります。」
本当に?
困ったことに肝心のヒナは弱りすぎて、声が出ない。
で、まずは箱に入れて、温めて、おそるおそる水をあげ、あ、根気よくそうしているうちに、ちょちょっと水、飲みました。
で、可愛いもんで、プリプリってう◯ち出して、
びっ!!!
鳴いたのです!そうはいっても、拾ったところからかなりうちは離れているし、私は仕事に行かねばならず、困惑顔のたかを残して家を出てしまったのです。
その夜、帰宅したのは夜。寝静まった家のドアを開けると、空っぽのヒナのいた箱が…..
ヒナはどうしたんだろう….
携帯をチェックすると、二子玉川の地域で水辺の楽校に参加されていて、
鳥に詳しい方からメールがきていて、その内容、許可を頂いたので、
載せさせて頂きます。その方は事情を知って、わざわざたかと一緒に拾った現場に行ってくださったのです。
「登坂さま、ヒナはスズメでした。
拾った場所で登坂くんと待ち合わせをし、ヒナを持って来て頂きました。
ヒナの入った箱を巣の近くの塀の上に置いてすぐに 親スズメはヒナに気付き、ヒナの入った箱の近くまで寄ってきました。
箱から出したところ、ヒナが家の中に飛び下りてしまって一瞬慌てましたが、無事に着地。
その後は、親が交代で餌を何度も運びに来て、塀の内側をあちこち歩き回るヒナの姿も確認できました。
専門家にも実際のヒナの様子を見てもらいましたが、ヒナの時の羽の骨折は手術しても直せないことがほとんどだそうです。
親も必死に餌を運んでいますし、このまま親元に置いておく方が 親にとってもヒナにとっても一番いいということで 薄暗くなってきたこともあり、帰ってきました。
登坂くんが、あのヒナに気付かずにいたら トラックが来なくても寒さで命を落としていたと思います。
暖めて水分を与えられただけでも ずいぶん元気が回復したはず。親元で できるだけ長生きしてくれるよう祈るばかりです。」
ヒナは親に会えたのだ。
親は探していたんだ。それも必死に。
私は、たぶん、どこかで信じていなかったのです。親がヒナを声でみつけるなんて。
でも、そういった考えは一気に覆されて、親子は対面出来たという事実に、感動というよりは、畏怖を覚えました。
自然の生き物の持つ親の本能をみせつけられた思い。
翼と足の折れた、もはや自然界で生きてゆくのには決定的な致命傷を受けた自分の子どもを
みつけて、親はどんな思いで舞い降りて、餌を運んだのだろうと思うと、
なんだか、泣けてきてしまい…..
今回、自然にあるものは、手出ししてはいけないという、ある意味厳しいルールや
生き物の持つ本能や、愛を、こういったことで教えて頂けた機会だったのです。
それ以来、
その道を毎日通りながら、空を見上げて、鳥の声を聴きます。
雀の親子がどうなったかはわからないけど、確実にわかったことがあります。
鳥の声の聞こえ方が変わりました。今まで持っていた「鳥の声」という概念はなくなって、以前は聞こえなかった、
….いえ、たぶん、聞こうとしていなかった、親が子を呼ぶ声、子が親を呼ぶ声、それら様々な呼応が空から、街路樹から降ってきます。
「ねえ、あのときどうだったの?」敬晴は、飄々と答えます。「うん、気が狂ったみたいに鳴いていた雀がいてね、親だったんだよ」
彼は小学校一年生のとき、やはり風で落ちたヒナをみつけ、それにぴーすけという名をつけて、「ボクが見つけたんだ!ボクのぴーすけだ!」と喜んで、そして、
結局死なせてしまって、こちらが困惑するほど号泣したことがある。
彼は中学1年生になって、今回は親元に返すことが出来たのだ。
私たちの夏休みはこうして始まりました。
studio unseen オープン!
暑い!
みなさん、毎日暑いですね。
ってわけで、ついついアイス買ってしまいます。これは大好きなone piece だし。
***
みなさんにお知らせです。
今まで使っていた駒場東大前、studio unseenとしてオープンです。
なので、写真でご紹介。
入り口。
階段おりて、
スタジオ内です。
ピアノが入りました。
これは、嬉しそうに写真とってる私。
studio unseenの使用日は日曜日、木曜日、金曜日の15:00~22:00
今はステラ・アドラー演劇クラスとリンクレイターヴォイスクラスをやっています。
また、リーディングポエトリーナイトや、コンサート、トークなど、みんなが立ち寄れるイヴェントもやってみたいと
計画中。
他、レンタルスペースとしても使えます。リハーサルで使いたい、ダンスやヨガを教えたい方、
ぜひご連絡下さい!
詳細は後ほどHPでも紹介します。
新しい場所で、いろいろとチャレンジしてみたい。みなさん、どうぞお立ち寄り下さいね。
PTAで動いたこと。fotgazet野田雅也さんの講演会とここらへんの放射能数値
今年のグリーンカーテン、この朝顔の葉っぱの柄がきれいで、毎朝見るのが楽しみです。どんどん伸びてね!
さて、PTA活動として、家庭教育委員会講演会を企画。今日は、報道写真家の能田雅也さんに来ていただく。テーマは「福島と世界の核」ちなみに、このタイトルはPTAのパパで書道家の鈴木啓義氏によるもの。迫力ある字です。
保護者の数はこのテーマへの関心の現れ。暑い中、駆けつけて下さいました。
中には、このためにお仕事を休んでまで来てくれたママも。
お話は野田さんが3,11 直後から、ずっと取材を続けていらっしゃる、福島県飯舘村の写真、映像、そしてお話。
近影の飯舘村の写真はとても美しくて、悲しいくらい。飯舘村に残る選択をされた方、二度と戻れないと判断し、村を離れる決意をされた方、人がほとんどいなくなった土地は、雑草が生え、今静かに森に戻ろうとしているのです、放射能とともに。
お話は世界の核へ。セミパラチンスク、チェルノブイリ、イラク、チベット、マーシャル諸島……
野田さんたちfotgazetの写真、ぜひみなさん見てみてください!こちらからです。
正しい情報をどうやって得たらいいのか….食材は何を買ったらいいのか?
飛び交う質疑応答、
新聞やテレビは今の有様ではもう信頼出来ない。自分で情報を集めて、判断してゆく力を付けることがこれから重要と。
みんなの質問や意見を聞いて、ああ、そうだったんだ、みんな同じストレスを感じているんだ…..
講演のあとは、有志でガイガーカウンターで学校周辺の放射能数値を測ってもらいました。
わ~~~、ガーガー言い出した。たしかに放射能はあるんだ…..
野田さん曰く、この数値が絶対ではないと。彼は飯舘村から帰ってきたばかりで、このカウンターはそれこそ、針が振りきれるほどの高濃度の放射能を測ってきたので、比較的に高めの数値が出るそうで、みんなそれを了解した上で、測量が始まりました。
ので、ここでその数値を書くことはしませんが、ご心配な方、今日出たここらへんの数値自体は低めです。俗にいうホットスポットの数値と比較すれば…..ですが。そう、ここが数値が低いからってもはや喜べない状況。これからのこと、飯舘村をはじめもっと数値の高い地域のことを思うと。
水の流れて溜まる場所、プールサイドやテニスコートの数値は少し高め、公園の木の椅子の下も高めです。 
逆に循環のある土は低いのです。やってみるといろいろとわかってきます。
講演会、やってよかった。不安を抱えたままの孤独でいるよりは、身近な仲間と
話をして、共有する。地域の顔の見える情報交換の場は、これからより大切になるのではないかしら。
3 11以降、大きく変化してしまったことは事実。これからは、どう向きあっていくかを考えなくちゃいけない。帰り道にはすでに、次の企画をやろうと声が上がってた。
少なくとも、もう原発はいや!





































